【わかりやすく説明】オーストラリアと日本の医療システムの違いは?

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医療システム
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南アフリカ系オーストラリア人と約4年間の遠距離恋愛を経て結婚。約8年勤めていた化粧品会社をやめ、2019年にメルボルンへ移住。

初めてのメルボルン生活は未体験なことがたくさんで、戸惑いながらもなんとかやりくりして過ごしています。

初心者目線でメルボルン生活において役に立つ情報を書いてます。

お気軽によろしくお願いします^^

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こんにちは!メルボルン在住2年目のチョコ@aussieboykbです。

メルボルンに住み始めて2年目に入り、やっと少しずつ医療システムがわかってきました。

「オーストラリアで病院に行きたい」

「どうやって病院は調べたら良い?」

「薬が欲しい時は薬局のもので効くの?」

など私がメルボルンに来て疑問に思った医療システムのことを中心に初心者目線でわかりやすく説明しますね!

私自身メルボルン生活が2年目に入り、先日始めてGPへ妊活相談も兼ねて血液検査へ行ってきたのでした。

保険に入っているかメディケアがあるか

まずは、保険をチェックです。

オーストラリアへ旅行、ワーホリ、留学、仕事、移住など様々な目的があって来る方がいると思います。

移住以外の方は海外保険に入って来ることが必須です。

これは必ず入ってください。

オーストラリアで万が一お腹が痛くなったら、怪我をしたらなど何かあった時のために大切です。

保険がないと海外の医療費はとんでもなく高いです。特に歯医者が大変でオーストラリア人の保険でもカバーされないので歯医者に関しては別で保険に加入しなければならないくらいです。歯の治療は日本でしてきましょう!

移住の場合はメディケアというオーストラリアの保険を申請して使うことができます。

私はメルボルンで昨年結婚して今年、ブリッジングビザになりメディケアを申請して持っています。

メディケアカードは日本でいうオーストラリアの保険証のことです。

オーストラリアで病院に行きたい

まずオーストラリアでは、

日本でいう「病院へ行きたい」というのは

「お医者さんに診てもらいたい」という風にとらえてみてください。

まずはGP(一般開業医)を予約

お医者さんに診てもらいたい時は、

GP(General Proctitioner)という一般開業医、総合診療を行ってくれる医療機関の予約をして行きます。

総合診療なので、内科、外科、婦人科、皮膚科、眼科など総合的に診てくれるお医者さんです。

血液検査がしたい、健康診断を受けたいという場合もまずはGPを受診です。

これは必ず予約が必要です。※緊急の場合は別です

グーグルで「GP near me」と検索すればたくさん出てきます。ネット上での予約が可能です。

なのでオーストラリアでは

「I need to go to GP」GPに行かなきゃ!
「I want go to see a doctor」お医者さんに診てもらいに行きたい!

などという言い方をします。

下記の記事にGPについてもう少し詳しく書いています。

日本との違い

日本では「Hospital=病院」で習いましたが、オーストラリアでの’’Hospital’’は日本でいう大きな総合病院のような手術をしたり、CTスキャンなどの医療機器が揃っているところ指します。

風邪引いたから

「’’I want to go to Hospital’’病院に行きたい」

じゃないんですね。

私も最近知りました・・・

そして、

オーストラリアでは日本のように

  • 風邪を引いて熱が出た、鼻水が出る、喉が痛い
  • 花粉症で鼻水が止まらない、目がかゆい
  • ちょっとお腹痛い

などこのような症状ですぐGPへ行くいうことはなかなかありません。

症状が長引いていたり、お医者さんにどうしても診てもらわないときついという場合は別です。

メルボルンで生活していて、日本のようにすぐに病院へ行くということがないとわかりました。

チョコ

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最初はこのシステムを全く知らずに、よく’’Hospital’’という言葉を使っていました。旦那さんから「チガウ」と言われ説明を受けました(笑)

オーストラリアのケミスト(薬局)

では、風邪のような症状の時はどうしたら良いのか。

オーストラリアにはChemist(ケミスト)もしくはPharmacy(ファーマシーという薬局を意味する場所が街中にたくさんあります。

メルボルンにシティ内などよく見かけるのは、Chemist warehouse (ケミストウェアハウス)、Priceline Pharmacy(プライスラインファーマシー)など〜Pharmacyと書いてあるところです。

これらの薬局に行くと薬剤師の方がいます。

風邪をひいたりした場合は、ケミストに行って薬剤師さんに症状を伝えおすすめの薬を教えてもらい購入することができます。

また、GPへ行った時に薬が必要な場合はGPが処方箋を出してくれるのですが、その処方箋を持ってケミストで薬を買うこともできるのです。

薬だけではない便利なケミスト

このケミストは日本の薬局と違っていて、

わかりやすく言うと

日本の薬局とドラッグストアが一緒になったようなものと思っていただけたら想像がつきやすいです。

オーストラリアのケミストにはスキンケア、化粧品やトイレットペーパーなどの日用品など数多くのものを購入することができます。

食品類は日本のドラッグストアのようにはありませんが、サプリメントやマヌカハニーなどは売っています。

特にケミストウェアハウスは他のケミストより安く購入することができる商品が多いので、観光客のお土産選びにも人気です。

チョコ

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先日GPに行ったと時にビタミン剤の処方箋を出してもらったのですが、GPからもケミストウェアハウスが安いからそこで買ったら良いよと言われたくらいです。

ケミストの薬はどう?

今まで何度か風邪を引いたことが何度かありましたが、ケミストの薬で間に合います!

  • 風邪の時
  • 喉が痛い時
  • 生理痛がひどい時
  • 花粉症の点鼻薬と目薬が必要な時

全部ケミストウェアハウスで購入です。

本当に効くの常備しています。

海外の薬って強いから効くんだよ!ではないのでご安心を!

私は胃も弱いし、肌も弱い、点鼻薬で喉が荒れたこともあります。

そんな私にも大丈夫なのです。

やっとメルボルンに住んで2年目に入り、自分に合う薬がわかるようになってきました。

私が実際に常備している生理痛の薬、花粉症の点鼻薬と目薬も紹介しています。

ぜひ参考にして下さい。

チョコ

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これにはびっくりしました。私は最初、ケミストは日本のドラッグストアのようなものだろうから薬はあまり効かずに病院に行かなきゃだろうなと思っていました(笑)

GPの後は専門医に診てもらう?

GPで診てもらった後に、場合によってはSpecialistと呼ばれる専門医に診せに行かなければならない場合もあります。

それはGPの判断と指示で、その場合は紹介状を書いてもらい後日受診しに行くような流れです。

私の旦那が膝を痛めたとき、GPに行って紹介状を書いてもらいました。

そして、CTを取りに別の医療機関(病院)へ行っていました。

血液検査も血液検査のみを行っている医療機関がたくさんあるので、別の日に血液検査だけ受けに行くようなシステムです。

まとめ

オーストラリアで病院へ行きたい、お医者さんに診てもらいたいという時の流れ、日本との違いがわかっていただけたでしょうか。

私は最初、オーストラリアの医療システムを聞いた時、正直

めんどくさっ!」って思いました。

日本だったら予約なしで風邪引いたら内科に行けるし、花粉症に悩めば耳鼻科に行けるし便利なのに・・・

と思っていたんです。

しかし、今回GPに初めて行った時に思ったのですが、オーストラリアでは簡単に行ける、良い薬も買うことができるケミストの存在が本当に大きいなと思いました。

まさかお医者さんがビタミン剤の処方箋を書いてケミストウェアハウスで買ってね!なんて言うと思ってなかったので!

日本にいる時は花粉症の点鼻薬なんて何個ドラッグストアのものを試したかわかりません。

私のひどい花粉症には全くダメでした。

メルボルンに引っ越してきて、花粉症のシーズンになる前に耳鼻科へ行き点鼻薬と目薬をもらいに行く、ということをしなくて良くなったので助かっています。

何事も経験ですね。

なるべく医療機関にはお世話になりたくないですが、これからオーストラリアに住む以上、少しずつ知っていかなければなりません!

また新しい体験がありましたらお伝えします。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

チョコ

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南アフリカ系オーストラリア人と約4年間の遠距離恋愛を経て結婚。約8年勤めていた化粧品会社をやめ、2019年にメルボルンへ移住。

初めてのメルボルン生活は未体験なことがたくさんで、戸惑いながらもなんとかやりくりして過ごしています。

初心者目線でメルボルン生活において役に立つ情報を書いてます。

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